魚うおきり渕ふちの甌穴おうけつは、大野部おおのべ川の川床や両岸のひん岩(安山岩とほぼ同じ成分をもつ半深成岩)に穿たれた甌穴おうけつ群で、そのうち右岸のものは特に大きく直径190cm、深さ130cmのポットホールとなっています。地元の人々は、この穴を「鬼のかまど」と呼んでいます。