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新見市

多行松
たぎょうしょう

関連情報

指定等種別
市指定
場所
新見市哲多町蚊家
時代
樹齢150~200年
指定年月日
昭和41年6月1日
所有
個人
見学

多行松たぎょうしょう

 この多行松たぎょうしょうは、赤松の変種で根元より多数の幹が枝分かれし、全く主幹を欠き、樹形は傘状になっているのが特徴です。樹高約11m、根元周囲約1.8mで、根元より枝が5本に分かれ、地上1.2mで10枝、同2mで30枝、同3mで50枝に分かれています。推定樹齢は150~200年です。現在のところ、山中において多行松の自生種は、この松以外に確認されていないので、この松がこの地域にあり、また巨木と成育していることは非常に貴重であります。

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