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新見市

ほおのき原のホオノキ
ほおのきはらのほおのき

関連情報

指定等種別
市指定
場所
新見市千屋花見
時代
樹齢約700年
指定年月日
昭和44年9月25日
所有
個人
見学

ほおのき原のホオノキほおのきはらのほおのき

 このホオノキは、樹高約20mで、根元から7本の枝を分岐して、東西南北にそれぞれ約30mの延びをみせています。根元周囲は約11m、最も大きい分枝は周囲約2mあり、樹齢は約700年と推定されます。
 また、根元には摩利支天まりしてんを祀る小祠があり、言い伝えによると、付近に赤坂城あかさかじょうがあり、そこに武将の柴田しばた弥衛門やえもんという尼子あまご氏の旗頭が土着し、柴田しばた氏の鎮守の祠を祀り、その傍らにあったホウノキが成長したといわれています。この巨木にちなんで付近一帯を「ほうのき原」といい、この地にある家の屋号も古くから「ほおのき原」と呼ばれています。

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