このアテツマンサクは、樹高約7m、目通り周囲0.56m、根元から11本の枝が分岐して、根元周囲は約2.5mに及びます。花は3月上旬に咲き、約10日間見ることができます。日本では中国・近畿地方西部の山地に自生しています。花のがく・花弁は4個で、花弁は黄色で細長く、葉は有柄・ひし状円形または倒卵形をしています。アテツマンサクは、大正3(1914)年に牧野富太郎まきのとみたろう博士が黒髪山で発見・命名されたもので、葉裏に白毛を重生する高木であることから新種と決定されました。