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新見市

阿哲台(満奇洞)
あてつだい(まきどう)

関連情報

指定等種別
県指定
場所
新見市豊永赤馬
時代
不明
指定年月日
昭和32年11月5日
所有
新見市
見学
見学時の注意
入洞料
・高校生以上1,000円
・中学生800円
・小学生500円
・小学生未満無料
*団体割引、障害者料金あり

営業時間
8:30~17:00
(入洞受付は16:30まで)

定休日
なし

阿哲台(満奇洞)あてつだい(まきどう)

 本洞は、阿哲あてつ台では最も早く開発された鍾乳洞で、昭和時代初期にはすでに他県にまで知られていました。
 洞穴は平面に発達した迷路に富む閉塞へいそく・断層れっか型の吐出穴であり、総延長450m・最大幅25mとなっています。最大のプールは夢の宮殿・竜宮と呼ばれ、無数のつらら石・カーテン・洞穴さんごが発達しています。プールの最大水深は約1mで、この水は洞内の炭釜・千枚田付近で地下に吸い込まれ、そのため洞口付近は流水がなく鍾乳石は乾燥し風化しつつあります。鍾乳管・つらら石・畦石あぜいし・カーテン・石筍せきじゅん・石柱が発達し、また小さな洞穴さんご・曲石なども無数に存在しており、鍾乳石の宝庫とも呼ばれています。
 「満奇洞」の名称は地名の「まき」にちなんで、歌人の与謝野よさのひろし鉄幹てっかん)・晶子あきこ夫妻が命名したものです。
「まきの洞 夢にわが見る 世の如く 玉より成れる 殿づくりかな」鉄幹
「満奇の洞 千畳敷の 蝋の火の あかりに見たる 顔を忘れじ」晶子

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