このボダイジュは、樹高約17.3m、目通り周囲0.6~0.8mで、7本に株立っています。環境省のレッドデータブック(平成12年7月刊)で、絶滅危惧IA類(CR〔ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種〕)に指定されています。 マンシュウボダイジュは落葉高木で、果実は球形で短い星状毛が密生しています。分布は中国東北部・ロシア(ウスリー島)・朝鮮半島にあり、日本では山口県・広島県、そして新見市哲西町てっせいちょうにだけみられます。