このモミは、参道の鳥居の裏側で、左右そろって成長した巨木です。モミの巨木は新見市でも珍しく、市内でも1、2を争うものであり、ことに2本がいずれも劣らず成長している様子はあたかも「夫婦」を思わせるものがあります。本殿に向かって右側は樹高約44m、目通り周囲約4.2mで、左側は樹高約40m、目通り周囲約4.7mで、樹齢はいずれも約300年と推定されます。