このカヤは、利済寺りさいじの参道脇にある雄雌のカヤであり、その光景から夫婦カヤと呼ばれています。樹高は雄木約16m、雌木約15mで、枝張りは両木ともに東西約15m、南北約18mで、推定樹齢は530年となっており、県下のカヤ(雌雄)としては第1位となっています。なお、本カヤの実は菓子の原料や薬用などに使用されたほか、昭和3(1928)年には昭和天皇大嘗祭だいじょうさいの供物として献上されました。