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野崎家旧宅のざきけきゅうたく

 江戸時代後半、児島半島の南側を中心に広大な塩田開発を行い、「塩田王」となった野崎武左衛門のざきぶざえもん(1789~1864)の居宅で、低い丘陵を背景に長屋門、御成門の門建築が配され、その奥に南北に連なる広大な敷地が画されています。
 中央に表書院、主屋を置き、その北側には内蔵、大蔵、書類蔵、道具蔵、岡蔵、夜具蔵が建ち並んでいます。
 桁行約26mの堂々とした構えの長屋門を入ると、踏石を伝って主屋・表書院へ導かれます。表書院は南東面に縁座敷が巡らされ、淡雅なゆったりとした内部空間を形成しており、その前面には3棟の茶室のほか、奇石・巨石を組み、松やツツジ、苔を巧みに配した美しい枯山水の庭園が広がっています。
 武左衛門の精神が反映された建築群は旧状がよく保存されており、庭園や塩業資料の展示などを含めて広く一般に公開されています。

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