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安養寺裏山経塚群あんようじうらやまきょうづかぐん

 安養寺は、倉敷市の北部に位置する真言宗の古刹です。この経塚群は、寺の背後の山腹に存在し、第1から第3経塚まであります。
 経塚とは平安時代の末法思想の影響により、土中に経文の刻まれた瓦を埋めて後世に遺すという善行で極楽往生しようという願いから設置されたものです。
 第1経塚からは国の重要文化財に指定されている経瓦きょうがわら土製塔婆型法華経題箋どせいとうばがたほっけきょうだいせん土製宝塔どせいほうとうが出土しています。
 第2経塚からは瓦製経筒・誕生仏などが、また第3経塚からは塔婆形経瓦などが見つかっています。

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