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諏訪神社のクスノキすわじんじゃのくすのき

 県道園井里庄線そのいさとしょうせんの西側に園井の諏訪神社があります。境内には様々な樹木が生い茂っていますが、ひときわ目立っているのが、このクスノキです。クスノキは社殿の北側に接するように高くそびえ、根元は傾斜地となっています。高い方の根元周囲5.55m、幹の周囲4.9m、高さ約26m、推定樹齢は約400年です。
 諏訪神社は、園井に居住している後藤氏の先祖が奉祀したとの伝承がありますが、記録は残っていません。長野県諏訪大社の分霊を祀ったのが始まりとされています。祭神は建御名方神たけみなかたのかみだが、女神(八坂刀売命やさかとめのみこと)であるともいわれ、乳の病に効験があるとして参拝者が多いです。

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