「白石踊」は、笠岡市白石島に古くから伝わる盆踊りです。新暦の8月13日~16日の夜に行われます。大宮踊、備中松山踊りと並んで、岡山県下三大踊りの1つともいわれています。1つの口説き(音頭)に合わせて何種類もの踊りを踊る点が特徴です。男踊・女踊・娘踊(月見踊)・笠踊・奴踊・扇踊など13種類の踊りが伝わっています。音頭には「那須与一」などがあります。瀬戸内海で行われた源平水島合戦の戦死者の霊を弔うために始まったといい伝えられています。