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金浦のひったかかなうらのひったか

 「金浦のひったか」は、金浦に伝わる伝統行事です。元は、旧暦5月5日の行事でしたが、現在では、それに近い土曜の夜に「ひったか」を、翌日曜の昼に「おしぐらんご」を行います。その沿革は、不明な点が多いですが、どちらも源平合戦に由来する行事といわれています。「ひったか」は、提灯で絵模様を描く火祭りです。吉田川をはさんで東にある行者山(源氏方で白いのぼり)と西にある妙見山(平家方で赤い幟)の中腹に木枠を組み、それに約300~400個の提灯をつるして、絵模様を浮かび上がらせ、その絵柄を競い合います。図柄は、当日まで秘密にされますが、その年の話題が題材になることが多いです。
 当日の夜は、出店が出て金浦のまちが大いににぎわいます。言い伝えによれば、平家方が付近の山で大規模なかがり火をたいて大軍を装い、せまる源氏方を退散させた故事にちなむとされ、「火を高く焚く」が語源となったといわれています。

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