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倉敷市

行願院仁王門
ぎょうがんいんにおうもん

関連情報

指定等種別
市指定重要文化財
場所
倉敷市西岡
時代
江戸時代
指定年月日
昭和43年7月19日
所有
行願院
見学
見学可

行願院仁王門ぎょうがんいんにおうもん

 院記によると、かつて、この地には、西岡山西安寺という大寺があり12カ院を擁して栄えたが、大火によって一山の堂塔を焼失したと伝えられています。元和元(1615)年に勢誉法印により再興され、元禄12(1699)年には名を行願院と改め、本寺の地所へ移築したとされ、現在は2カ院が残っています。
 この仁王門は、桁行三間、梁間二間の欅の円柱を用いた三間一戸の八脚門の建物で、屋根は切妻造、本瓦葺となっています。また左右に脇間のある様式で、両脇間は前後にわかれ、仁王像は後室に祀られています。
  昭和52年度に行われた保存修理の際に墨書が発見され、慶安元年~4(1648~51)年 にかけて建造されたことがわかり、またこの保存修理に伴い、本堂南方の現在の位置に移されました。

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