蓮台寺は、寺伝によると、天平5(733)年行基によって開かれたと伝えられています。その後、興廃を繰り返し、応永年間(1394~1428)に
客殿は、桁行8間、梁間5間、本瓦葺裳階付入母屋造の堂々たる建造物で、寛政から文化年間の再建とされ、平成4(1992)~6(1994)年にかけて行われた保存修理工事の際には、享和元(1801)年の上棟棟札が発見されています。その内部は6室から成り、上々段制を採用した武家特有の形式を示す書院造となっています。
孔雀の間、柳の間など各室の襖や貼付壁には、室の名称となっている花鳥図や山水図の画題が四条派画人である