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倉敷市

蓮台寺客殿(付釣屋等) 
れんだいじきゃくでん つけたりつりやとう

関連情報

指定等種別
県指定重要文化財
場所
倉敷市児島由加
時代
江戸時代
指定年月日
昭和31年4月1日
所有
蓮台寺
見学
見学可

蓮台寺客殿(付釣屋等) れんだいじきゃくでん つけたりつりやとう

 蓮台寺は、寺伝によると、天平5(733)年行基によって開かれたと伝えられています。その後、興廃を繰り返し、応永年間(1394~1428)にそううんにより再興されました。
 客殿は、桁行8間、梁間5間、本瓦葺裳階付入母屋造の堂々たる建造物で、寛政から文化年間の再建とされ、平成4(1992)~6(1994)年にかけて行われた保存修理工事の際には、享和元(1801)年の上棟棟札が発見されています。その内部は6室から成り、上々段制を採用した武家特有の形式を示す書院造となっています。
 孔雀の間、柳の間など各室の襖や貼付壁には、室の名称となっている花鳥図や山水図の画題が四条派画人であるしばとうなどの手によって描かれており、県内でも有数の障壁画群として広く一般に公開されています。

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