花崗岩製で、基礎・塔身・笠・相輪の各部ともにそろっています。基礎は四面ともに無地のままで、正面に年号と勧進聖人覚圓起立之の刻銘があり、塔身の四面に如来と菩薩の名が刻んであります。 昭和3(1314)年の造立で、素朴ながら雄大で、どっしりとして重々しく、鎌倉時代の世相をそのまま表しています。