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一丁ぐろ古墳いっちょうぐろこふん

 古墳時代前期前半(4世紀前半頃)に築かれた前方後方墳です。高梁川を眼下に望む、眺望のよい丘陵尾根の頂上に築かれており、周囲にも多くの古墳が見つかっています。
 平成23年度から実施された確認調査によって、全長約70mであることがわかりました。大型の前方後方墳は岡山県北部で多く確認されていましたが、一丁ぐろ古墳は岡山県内でも2番目に大きく、県南部では最大の前方後方墳となることがわかりました。
 また、調査時には円筒や壺の形をした埴輪が出土しており、当時の古墳祭祀を考える上で貴重です。

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