「備中たかはし松山踊り」は毎年8月14日から3日間、備中高梁駅前大通りで開催されます。期間中は数万人の老若男女で街は踊り一色に染まり、大いににぎわいます。
松山踊りには、「地踊り」と「仕組踊り」の2種類があります。気軽にだれでも踊れる古い形の踊りを「地踊り」といい、特別の扮装を凝らし、年々趣向を新たにして踊るものを「仕組踊り」といいます。
高梁での「地踊り」は、慶安元年(1648年)で当時の藩主水谷勝隆が、五穀豊穣と町家の繁栄を祈って、秋祭りに、町を踊り回るようになったのが始まりといわれ、その行事が盆踊りとなって今日に伝えられています。