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倉敷市

旧第一合同銀行倉敷支店
きゅうだいいちごうどうぎんこうくらしきしてん

関連情報

指定等種別
市指定重要文化財
場所
倉敷市本町
時代
大正時代
指定年月日
平成10年12月11日
所有
(公財)大原美術館
見学
見学可

旧第一合同銀行倉敷支店きゅうだいいちごうどうぎんこうくらしきしてん

 第一合同銀行の倉敷支店として、大正11(1922)年に竣工したルネサンス風の建物です。総社市出身のやく主計かずえが設計しました。彼は大原美術館や有隣荘など、大原家関連の建物の多くに関わった建築家です。
 鉄筋コンクリート造り(一部木造)の2階建てで、屋根は寄棟、小屋組はトラス組です。外壁は御影石洗い出しで仕上げられ、腰壁は御影石貼りになっています。正面に6本、側面に3本の円柱をあしらい、屋根は銅板一文字葺きで、前後の屋根上には3つの屋根窓が設けられています。営業室は2階まで吹き抜けになっており、壁と天井は洗練されたデザインの漆喰レリーフで飾られています。
 当初の姿から増改築・修理工事を経ておりますが、外観・内部ともに保存状態が良好な建物です。
※現在は営業されていません。

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