クスドイゲは、イイギリ科の常緑小高木で、日本国内では主に近畿以西の本州・四国・九州・沖縄の海岸近くの林内に生育しています。幹や若木の葉腋(葉の付け根)にトゲがあり、9月に花を咲かせます。 樹齢約200年と推定されるこのクスドイゲは、高さ11.5m、枝張りが東西6.9m、南北6.8mで、地上1.3m部分の直径は51.3cmあります。 祝神社の祠の背後にあり、岡山県下のクスドイゲとしては、笠岡市神島外浦の薬王寺やくおうじ(神島霊場二十三番札所)に次いで2番目の直径を誇る大木です。