大賀衝上(断層)の連続で、中生代の成羽層群の上に古生代の石灰岩が押し被さったものとされてきました。この石灰岩はよく観察すると、石灰岩の礫だけが集まってできた特殊な礫岩で、堆積したのは白亜紀であること続きを読む
象岩は、下津井港しもついこうから南西3kmの沖合に浮かぶ六口むくち島の西岸にある奇岩です。自然の芸術品であるこの岩は、海岸の花崗岩が風と波によって侵食され、長い年月をかけて造りだされたものです。 続きを読む
甌穴とは、急流の河川の増水時に蛇行部で渦が発生し、上流から流れてきた岩石が渦の中で回転することによって河床かしょうの岩盤を削って作った丸い穴のことです。鳴滝の甌穴は、直径20.0~100.0cm程度続きを読む
星田池下流1.8kmの間に大小40あまりの甌穴があります。甌穴とは川の急流で渦巻が起こり、小石が回転して岩石を削りこんだもので、数万年をかけて生成されたと思われます。著名な2個は直径約80.0cm及続きを読む
白石島の地質は島全体が花崗岩で構成されており、山肌にも、無数の花崗岩が露出しています。その中の一峰で、標高128m、「鬼ヶ城おにがじょう」と呼ばれる山の頂上近くに鎧岩があります。碁盤の目のような割れ続きを読む
瀬戸内海のなかほどに位置する大飛島にある、沖に向かって突き出したような形の細長い砂浜で、学術的にはこれを砂嘴さしといいますが、地元では「砂州」と言い習わされています。 この砂嘴は、大飛島の東北端、続きを読む