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高梁市

臥牛亭
がぎゅうてい

関連情報

指定等種別
市指定重要文化財
場所
高梁市内山下
時代
江戸時代
指定年月日
昭和33年2月24日
所有
八重籬神社
見学
見学可

臥牛亭がぎゅうてい

 臥牛亭がぎゅうていは、備中松山藩主板倉勝静いたくらかつきよ御根小屋おねごやの一隅に建てた小亭(12.4㎡)です。勝静は、農耕の神を祀って五穀豊穣を祈り、時には自ら畑を耕して農民の労苦を偲び、眼下に広がる城下の町並みを眺めて、領民に思いを馳せたと伝えられています。明治6(1873)年の廃城令により、旧藩時代の建造物は全て撤去されるなか、山田方谷の計らいでこの亭は、対岸の蓮華寺境内に移築されました。旧主勝静を敬慕して、長くその遺徳を偲ぶものとして移築したとその碑銘にあります。
 後年、崖崩れにより亭が傾いたので、八重籬神社境内に再度移築され、今日に至っています。平成22(2010)年に保存修理を行いました。

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