遍照寺の多宝塔は、慶長11(1606)年に建てられた県内で一番古い多宝塔です。内部の壁や柱、天井には絵師の釣ちょう雪せつによって極彩色の絵画が描かれています。また、多宝塔のそばには、塔が完成した時に、それを祝って法ほ華け経きょうを読んだことを記した石碑が立っています。