稲富稲荷神社は、村むら上かみ隆たか重しげが古城山に城を築いた時に、城内の鎮守としてまつったのが始まりといわれています。拝殿は鮮やかな朱塗りが印象的な建物で、内部の天井には見事な花鳥や動物の絵が描かれています。拝殿は文政2(1819)年、本殿は弘化2(1845)年に建てられたことが、棟札から分かっています。