このカゴノキは、樹齢推定340年、高さ約12m、根回り約6.3m、主幹約3.4mの大きさで、本村天満神社ほんむらてんまんじんじゃ飛地とびちに自生しています。クスノキ科の常緑じょうりょく高木こうぼくで、幹は樹皮じゅひが平滑へいかつで淡紫うすむらさき黒色こくしょくをしているが、円い薄片はくへんとなって点々と脱落し、そのあとが白くて鹿の子模様となることから名前がついたと言われています。コガ(子鹿)ノキとも言われています。樹冠じゅかんが大きく、樹勢じゅせいの良さが特徴で、根回りは県下でも有数の大きい樹となっています。天満神社の御旅所おたびじょとなっています。