「輪くぐり祭」(夏越祭)は、蘇民将来伝説に基づき、輪くぐり神事と人形ひとがたの神事が同時に行われます。 「輪くぐり祭」当日の早朝に、茅を刈ってきれいなものだけをより分けて境内に大きな輪が作られ、その輪を左、右、左と3回くぐり参拝します。また、用意した茅で小さな輪を作り、家庭の玄関に掛けることによって、疫病や災いを免れることができるとされています。 そして、予め配布された人形(人の身体に代えるもの)を撫なで、息を吹きかけることによって体につく病魔、怪我けがなどを祓って元気に夏が過ごせるよう無病息災を祈願します。午後5時から9時頃まで境内は露店でにぎわいます。