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甲弩神社の拝殿こうのじんじゃのはいでん

 甲弩神社の拝殿は、笠岡市内でも最古級の拝殿建築と考えられています。屋根の内部には、宝永7(1710)年に塩田長右衛門が棟梁として再建されたことが墨書されています。また、寛永14(1637)年から大正15(1926)年までの棟札が残っており、建物の建立、再建、修繕の歴史をたどることができます。

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