「べちゃ祭り」とは、永禄元年(1558年)から続くと伝えられる祭りです。土曜の夜の宵祭では、3台の千歳楽が塩生神社の境内に集まり、にぎやかで勇壮な宮入りを行います。 「べちゃ」とは、地元の言葉で“続きを読む
由加山と金毘羅山の両参りは、江戸時代から明治にかけて特に盛んでした。「由加山火渡り大祭」は、その両参りの史実を背景に、由加神社本宮の御神火と金刀比羅宮の御神火とを合わせて点火し、大護摩祈祷・火渡り神続きを読む
「由加山厄除不動大祭の火渡り」は、由加山蓮台寺の年に1度の大祭であり、約50名の僧・山伏やまぶしによる壮大な祭りです。石仏大不動尊せきぶつだいふどうそんの御前に柴の大壇を築き、焚き上げ、供物くもつを続きを読む
「百手講神事ももてこうしんじ」は、矢掛町南山田の御崎神社に伝わる神事で、吉備津彦命が温羅うらを退治して、村が平和になったことから、南山田の氏神としてまつられ、命の威徳をしのび、毎年2月1日に行われる続きを読む
貴布禰神社きふねじんじゃは、京都の貴船神社の祭神さいじんを元禄年間に分祀ぶんししたと伝えられ、代々、備中庭瀬藩板倉摂津守の代々の祈願所でした。戦中は、兵士の無事を祈願していました。現在は、病気回復を祈続きを読む
江戸時代、参勤交代で利用され繁栄した矢掛宿では、毎年11月の第2日曜日に大名行列が再現されます。約80名、当時の姿を再現・編成された豪華な大名行列が、「下にい、下にい」の声のもと町を歩きます。矢掛小学続きを読む
旧井原町内の秋祭りは、別名を「鬼まつり」と呼ばれ、御神幸ごしんこうの先払いとして着飾った大鬼・小鬼たちが町をかっ歩する姿は、まことにきらびやかです。「鬼まつり」の由来として、従前は、各地区で御神幸が続きを読む
吉備高原の西端に位置する山間小集落、絵具那地区では、山盛りのご飯を平らげ、五穀豊穣や家内安全を祈願する「大飯おおめし祭り」が行われています。 鎌倉時代から始まったと伝えられる奇祭で、豊玉姫神社(荒続きを読む
「大倉の渡り拍子」は、秋祭りに合わせて大倉の妙劔みょうけん神社の御神幸の先払いとして行われる神事です。 百役、ヒョウタン、旗を先頭に、七福神、花笠などの華やかな行列が、太鼓に合わせ地区全体を練りまわ続きを読む
井原町倉掛の足次山神社あすはやまじんじゃの祭礼は、「郷社ごうしゃまつり」の名で親しまれています。平安時代の「延喜式」の神名帳に記載された神社は、「式内社しきないしゃ」と称され、歴史の古い、格式の高い神続きを読む