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長福寺裏山古墳群ちょうふくじうらやまこふんぐん

 長福寺裏山古墳群は、5世紀に築造された笠岡市内最大規模の古墳群です。笠岡市走出はしりで・山口地区の境をなす丘陵上に、現在知られているだけでも11基の古墳が点々と築かれています。これまでに、昭和36(1961)年と平成9年~12年に発掘調査が行われ、副葬品、墳丘や埋葬施設などの状況が明らかになっています。本古墳群は、吉備地域の中枢部からやや離れた地域で、この時期に急速に台頭した首長勢力の存在がうかがえるものであり、重要な遺跡です。
 現在では、「かさおか古代の丘スポーツ公園」の一角として遊歩道が整備され、気軽に見学することができます。

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